自分、そしてチームが楽になる一手を示せること

楽になるということと、サボるということは似ているように見えて全く違う。

 

楽になることは、すなわち未来に志向しつつ、自分たちチームがこれからも継続的に価値を創出し、届けていくことを可能にすることである。

 

『ハイキュー!!』33巻 42ページ目の日向が大好き。激しくなる攻防が続き、敵・味方ともに息が続かず苦しくなる状況下で、意図的に日向が流れを緩め一瞬の呼吸の隙間を作るシーンである。この一瞬のおかげで、チームは確かに次の一手を考え、実行できるようになる。

『ハイキュー!!』33巻 42ページ目 烏野対音駒戦

私たちプロダクト開発をする人間たちも、Agentic AIの登場でさらに仕事の流れが早くなってきている。もちろん想像したらすぐにアウトプットができるのは最高である。しかし大量にアウトプットする/しなければならない局面において、自分を含めたチームが苦しくなる場面はあるだろう。そんな時には日向のように、チームを楽にする一手を示せるようになりたい。プロダクト開発は終わりを志向しない。ずっとプロダクトを残すことを志向する「持久戦」である。

過去、チームの先輩がそういう一手を出せる人だったから、凄いなと思っている。

『この作り、もっとxxxしたら楽にならない?』とか『今ここについて決めるんじゃなくて、もう少しxxxの情報を集めてから決めよう(意思決定の意図的な遅延)』とか『迫っている期限に対して、もう少しスコープを狭めてもユーザーにとっては価値あるんじゃない?だからここは削ろうよ』とかとかね。

このシーン、本当に良かったなあ。